“掃除人”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そうじにん80.0%
バージャー20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
東京を笠に被て、二百万の御威光で叱りつくる長屋のかみさんなど、掃除人そうじにんの家に往ったら、土蔵の二戸前もあって、喫驚びっくりする様な立派な住居に魂消たまげることであろう。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
顔蔽いせる者 人はその日の午後に来た道楽者の煙突掃除人そうじにんをしあわせものだと言っていた。
出家とその弟子 (新字新仮名) / 倉田百三(著)
通例一カ寺に、世話人チャーチワーデン二名、副世話人サイズマン四名、掃除人バージャー一名あり。寺院の会計は世話人これを摂理し、住職これを監督す。しかして世話人は、住職の勤惰を直接に教正に報道するの権あり。
欧米各国 政教日記 (新字新仮名) / 井上円了(著)