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捕鼠器
ふりがな文庫
“捕鼠器”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ねずみとり
60.0%
ほそき
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ねずみとり
(逆引き)
いくらねずみでも時代と共に知恵が進んで来るのを、いつまでも同じ旧式の
捕鼠器
(
ねずみとり
)
でとろうとするのがいけないのでないかという気もする。
ねずみと猫
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
時には、自分の身体にまで上って来るような
物凄
(
ものすご
)
い恐怖に襲われて、眼が覚めることが有った。深夜に、高瀬は妻を呼起して、二人で台所をゴトゴト言わせて、
捕鼠器
(
ねずみとり
)
を仕掛けた。
岩石の間
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
捕鼠器(ねずみとり)の例文をもっと
(3作品)
見る
ほそき
(逆引き)
穉
(
おさな
)
い堯は
捕鼠器
(
ほそき
)
に入った鼠を川に漬けに行った。透明な水のなかで鼠は左右に金網を伝い、それは空気のなかでのように見えた。やがて鼠は網目の一つへ鼻を突っ込んだまま動かなくなった。
冬の日
(新字新仮名)
/
梶井基次郎
(著)
農夫
(
のうふ
)
が
畑
(
はたけ
)
にきてみたら、
大
(
おほ
)
きな
土鼠
(
もぐら
)
がまんまと
捕鼠器
(
ほそき
)
に
掛
(
かゝ
)
つてゐました。
ちるちる・みちる
(旧字旧仮名)
/
山村暮鳥
(著)
捕鼠器(ほそき)の例文をもっと
(2作品)
見る
“捕鼠器(ねずみ捕り)”の解説
ねずみ捕り(ねずみとり、en: mousetrap)とは、ネズミを捕獲・駆除するための罠の総称。ネズミは病原菌を媒介し家財などに被害を及ぼすため、捕獲・駆除の対象となる。物理的にネズミを捕獲する捕鼠器と化学的な薬品を用いる殺鼠剤に分かれる。
(出典:Wikipedia)
捕
常用漢字
中学
部首:⼿
10画
鼠
漢検準1級
部首:⿏
13画
器
常用漢字
小4
部首:⼝
15画
“捕鼠”で始まる語句
捕鼠
捕鼠機
検索の候補
鼠捕
捕鼠
捕鳥器
捕鼠機
蠅捕器
“捕鼠器”のふりがなが多い著者
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
山村暮鳥
梶井基次郎
島崎藤村
寺田寅彦