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捕鼠器
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ねずみとり
ふりがな文庫
“
捕鼠器
(
ねずみとり
)” の例文
いくらねずみでも時代と共に知恵が進んで来るのを、いつまでも同じ旧式の
捕鼠器
(
ねずみとり
)
でとろうとするのがいけないのでないかという気もする。
ねずみと猫
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
時には、自分の身体にまで上って来るような
物凄
(
ものすご
)
い恐怖に襲われて、眼が覚めることが有った。深夜に、高瀬は妻を呼起して、二人で台所をゴトゴト言わせて、
捕鼠器
(
ねずみとり
)
を仕掛けた。
岩石の間
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
もっとも、彼は初手から
捕鼠器
(
ねずみとり
)
にかかった鼠のような、一種の氣まずさを感じていたのだから、單に氣おくれがしていただけかも知れない。しかしヴェリチャーニノフはカッとなってしまった。
永遠の夫
(旧字新仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
木の板の上に鉄のばねを取り付けた
捕鼠器
(
ねずみとり
)
もいくつか買って来て仕掛けた。はじめのうちはよく小さな子ねずみが
捕
(
と
)
れた。
ねずみと猫
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
せっかく仕掛けてある
捕鼠器
(
ねずみとり
)
の口が、いかにはいりたいねずみにでもはいれないような位置に押しやられていたり
ねずみと猫
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
“捕鼠器(ねずみ捕り)”の解説
ねずみ捕り(ねずみとり、en: mousetrap)とは、ネズミを捕獲・駆除するための罠の総称。ネズミは病原菌を媒介し家財などに被害を及ぼすため、捕獲・駆除の対象となる。物理的にネズミを捕獲する捕鼠器と化学的な薬品を用いる殺鼠剤に分かれる。
(出典:Wikipedia)
捕
常用漢字
中学
部首:⼿
10画
鼠
漢検準1級
部首:⿏
13画
器
常用漢字
小4
部首:⼝
15画
“捕鼠”で始まる語句
捕鼠
捕鼠機