“ねずみとり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
捕鼠器50.0%
捕鼠機16.7%
殺鼠剤16.7%
鼠捕16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
時には、自分の身体にまで上って来るような物凄ものすごい恐怖に襲われて、眼が覚めることが有った。深夜に、高瀬は妻を呼起して、二人で台所をゴトゴト言わせて、捕鼠器ねずみとりを仕掛けた。
岩石の間 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
『シンデレラ』と教母はまた云ひました『その捕鼠機ねずみとりをおあけ。』その中から六匹の鼠が飛び出した。そしてそれが魔法の杖にふれるが早いか、連銭葦毛のきれいな六匹の馬になつた。
ついこの頃よく江戸の市中に売りに来るようになった『石見銀山鼠いわみぎんざんねずみとり』……石見国邇摩郡いわみのくににまのこおりの石見銀山の礜石よせきからつくった殺鼠剤ねずみとり、これがひとの口にはいると
顎十郎捕物帳:05 ねずみ (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
のろわれた、ハメルンもどきの鼠捕ねずみとり奴。