“ねずみと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
鼠捕58.3%
鼠取41.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こう屋敷中で見張っているところへ、新太郎の膳のお菜の中へ、石見銀山いわみぎんざん鼠捕ねずみとりを入れたものがありました。
だが、それは猫を唯の鼠捕ねずみとりとして見た上の事で、猫はそのほかにまた哲学者である。ちやうど亡くなつた菊池大麓氏が枢密顧問官と同時に哀れな数学者であつたやうに……。
石見銀山の鼠取ねずみとりを酒で呑んで、一緒に死ぬ気でいましたがいざとなって石見銀山が手に入らなかったので、本郷三丁目の生薬屋きぐすりやで、附子ぶしを買って来て酒に入れ
「家の中に、お嬢様の命を狙う者があるのでございます。一度はお嬢様の御飯の中に、石見銀山いわみぎんざん鼠取ねずみとりが入っていたのを、重三さんが見付けて大騒ぎをしたことがございます」