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捕縄
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とりなは
ふりがな文庫
“
捕縄
(
とりなは
)” の例文
旧字:
捕繩
懐には偶然
捕縄
(
とりなは
)
があつた。それを出してほぐして、低い枝に足を
蹈
(
ふ
)
み
締
(
し
)
めて、高い枝に投げ掛けた。そして
罠
(
わな
)
を作つて自分の
頸
(
くび
)
に掛けて、低い枝から飛び降りた。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
だから、あいつが
御用
(
ごよう
)
になつて、茶屋の二階から
引立
(
ひつた
)
てられる時にや、
捕縄
(
とりなは
)
のかかつた手の上から、
桐
(
きり
)
に
鳳凰
(
ほうわう
)
の
繍
(
ぬひ
)
のある目のさめるやうな
綺麗
(
きれい
)
な
仕掛
(
しかけ
)
を
羽織
(
はお
)
つてゐたと云ふぢやないか。
南瓜
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
“捕縄”の意味
《名詞》
捕縄(ほじょう)
犯人や罪人などを捕らえ拘束するための縄。とりなわ。
(出典:Wiktionary)
捕
常用漢字
中学
部首:⼿
10画
縄
常用漢字
小4
部首:⽷
15画
“捕縄”で始まる語句
捕縄供養
捕縄術
捕縄十手