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挾
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はさま
ふりがな文庫
“
挾
(
はさま
)” の例文
新字:
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なぜと言って今日でさえ、我々の詩人と小説家との間には、どうしても理解できない或るものが
挾
(
はさま
)
っているから。
詩の原理
(新字新仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
やがて一同食卓に着いたが、何だか奥歯に物が
挾
(
はさま
)
っているような
風
(
かたち
)
であった。乃公は余り気の毒だったから、五杯目のアイスクリームは喉へ通らなかった。
いたずら小僧日記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
被告一人に一人宛の看守が附いて被告と被告との間には一人宛必ず
挾
(
はさま
)
つて腰を掛けて居た。裁判官、検察官、書記が着席し、弁護人も列席して法廷は正しく構成された。
逆徒
(新字旧仮名)
/
平出修
(著)
昨夜なぞは、
林檎畠
(
りんごばたけ
)
のようなところへ追詰められて、樹と樹の間へ私の身体が
挾
(
はさま
)
って、どうにも逃げ場を失って了った……もうすこしで
其奴
(
そいつ
)
に捕まるかしらん……と思ったら目が
覚
(
さ
)
めました。
家:01 (上)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
挾
部首:⼿
10画
“挾”を含む語句
紙挾
手挾
挾箱
挾撃
引挾
板挾
先挾箱
差挾
挾撃的
挾箱持
挾路
文挾
溝挾
腋挾
虎挾
銀葉挾