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振盪
ふりがな文庫
“振盪”の読み方と例文
読み方
割合
しんとう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しんとう
(逆引き)
彼は最後の精力を
振盪
(
しんとう
)
して清酒醸造の事業をはじめた。彼の計画は見事に的中して、新しい生気が村中に溢れて来た。
地上:地に潜むもの
(新字新仮名)
/
島田清次郎
(著)
押さなければいいと思うぐらい、車が早く廻るので、乗ってる人の
臓器
(
ぞうき
)
は少からず
振盪
(
しんとう
)
する。余はこのトロに運搬されたため、悪い胃を著るしく悪くした。
満韓ところどころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
物凄
(
ものすご
)
いと云ってよいか、死身と云ってよいか、
兎
(
と
)
に
角
(
かく
)
、烈々たる夫人の態度は、信一郎の心を可なり
振盪
(
しんとう
)
した。
真珠夫人
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
振盪(しんとう)の例文をもっと
(4作品)
見る
“振盪”の意味
《名詞》
激しく揺れ動くこと。振り動かすこと。
(出典:Wiktionary)
振
常用漢字
中学
部首:⼿
10画
盪
漢検1級
部首:⽫
17画
“振”で始まる語句
振
振舞
振返
振袖
振向
振顧
振分
振廻
振子
振翳
検索の候補
脳振盪
“振盪”のふりがなが多い著者
島田清次郎
村井弦斎
菊池寛
夏目漱石