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拙堂
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せつどう
ふりがな文庫
“
拙堂
(
せつどう
)” の例文
あるいは見物の方がはなはだしく無我で、聞きしにまさるなどと感歎することがあっても、それはただ
西行
(
さいぎょう
)
・
宗祇
(
そうぎ
)
・山陽・
拙堂
(
せつどう
)
などの、従順なる信者というにすぎぬ。
雪国の春
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
斎藤
拙堂
(
せつどう
)
の「
木蘇
(
きそ
)
川を下るの記」に
曰
(
いわ
)
く
木曾川
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
大和の月ヶ瀬のごときも
月瀬
(
つきせ
)
が本当であろう。
拙堂
(
せつどう
)
の文章などから誤られたのかも知れぬ。山陽の紀行が一たび出てからは、
豊前
(
ぶぜん
)
の山国谷は土地の車夫までが
耶馬渓
(
やばけい
)
というようになった。
地名の研究
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
拙
常用漢字
中学
部首:⼿
8画
堂
常用漢字
小5
部首:⼟
11画
“拙”で始まる語句
拙
拙者
拙僧
拙劣
拙作
拙斎
拙陋
拙道
拙宅
拙寺