押付おっつ)” の例文
「はいはい早速おおせのままに、迎えの駕籠を差出しました。もう押付おっつけお春どのもお見えになるところでございます」
艶容万年若衆 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
又母が連れ帰ってくだされば金子きんす何程なにほどでも差上げると云うと、お前は親分や友達に済まんと云えば、いつまでもお話は押付おっつかんが、った処は文治郎が重々悪いから
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
『相乗り幌かけほっぺた押付おっつけてけれつのぱあ』そうしたお浦山吹とからかわれそうなその後家さんと自分との上に繰りひろげられるだろう光景を考えてはゴクリ、ごくりと生唾を飲み込んだ。
寄席 (新字新仮名) / 正岡容(著)
此の婦人に惚れて入湯の跡を追掛おいかけて来て入込みの湯の中で脊中せなかなどを押付おっつける人があります。
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
胡坐あぐらをかゝせて膝でおせえるのだ、自分の胸の処へ仏様の頭を押付おっつけて、肋骨あばらぼねまで洗うのだ
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
隅「なんだか寒そうだこと、何か重い物をすその方に押付おっつけるとあったかいから」
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)