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押付
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おっつ
ふりがな文庫
“
押付
(
おっつ
)” の例文
「はいはい早速
仰
(
おおせ
)
のままに、迎えの駕籠を差出しました。もう
押付
(
おっつ
)
けお春どのもお見えになるところでございます」
艶容万年若衆
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
又母が連れ帰ってくだされば
金子
(
きんす
)
は
何程
(
なにほど
)
でも差上げると云うと、お前は親分や友達に済まんと云えば、いつまでもお話は
押付
(
おっつ
)
かんが、
打
(
ぶ
)
った処は文治郎が重々悪いから
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
『相乗り幌かけ
頬
(
ほっ
)
ぺた
押付
(
おっつ
)
けてけれつのぱあ』そうしたお浦山吹とからかわれそうなその後家さんと自分との上に繰り
展
(
ひろ
)
げられるだろう光景を考えてはゴクリ、ごくりと生唾を飲み込んだ。
寄席
(新字新仮名)
/
正岡容
(著)
此の婦人に惚れて入湯の跡を
追掛
(
おいか
)
けて来て入込みの湯の中で
脊中
(
せなか
)
などを
押付
(
おっつ
)
ける人があります。
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
胡坐
(
あぐら
)
をかゝせて膝で
押
(
おせ
)
えるのだ、自分の胸の処へ仏様の頭を
押付
(
おっつ
)
けて、
肋骨
(
あばらぼね
)
まで洗うのだ
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
隅「
何
(
なん
)
だか寒そうだこと、何か重い物を
裾
(
すそ
)
の方に
押付
(
おっつ
)
けると
暖
(
あった
)
かいから」
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
押
常用漢字
中学
部首:⼿
8画
付
常用漢字
小4
部首:⼈
5画
“押付”で始まる語句
押付放
押付婚礼