抱琴ほうきん)” の例文
「この町に、南蛮寺なんばんでらが建ってからだそうです。異国の笛とか抱琴ほうきんが入って来たばかりでなく、その音階に馴れて来て、これまであった歌謡のふしや曲までが、何となく違って来たと申します」
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
落書らくがき酒肆しゅし障子しょうじや秋の風 抱琴ほうきん
俳句はかく解しかく味う (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
抱琴ほうきんいふ
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)