“抜山蓋世”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ばつざんがいせ50.0%
ばつざんがいせい50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
庖丁はうちやうを学ばざるも、卿等が其美を以てすれば、天下にまた無き無上権を有して、抜山蓋世ばつざんがいせの英雄をすら、掌中にろうするならずや、百万の敵も恐るゝに足らず、恐るべきは一婦人いつぷじんといふならずや
醜婦を呵す (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
花顔柳腰かゞんりゅうようの婦女子も或は羅刹夜叉らせつやしゃとなり、抜山蓋世ばつざんがいせいの勇士も忽ち餓鬼畜生に変ずる。