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技巧
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ぎこう
ふりがな文庫
“
技巧
(
ぎこう
)” の例文
この時代に春琴は弾絃の
技巧
(
ぎこう
)
のみならず作曲の方面にも思いを
凝
(
こ
)
らし夜中
密
(
ひそ
)
かにあれかこれかと
爪弾
(
つまび
)
きで音を
春琴抄
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
溌剌
(
はつらつ
)
として美しい彼女という人間のなかには、
狡
(
ずる
)
さと
暢気
(
のんき
)
さ、
技巧
(
ぎこう
)
と
素朴
(
そぼく
)
、おとなしさとやんちゃさ、といったようなものが、一種特別な
魅力
(
みりょく
)
ある混り合いをしていた。
はつ恋
(新字新仮名)
/
イワン・ツルゲーネフ
(著)
もっとも兄さんのような
聡明
(
そうめい
)
な人に、一種の思わくから黙って見せるという
技巧
(
ぎこう
)
を
弄
(
ろう
)
したら、すぐ
観破
(
かんぱ
)
されるにきまっていますから、私の
鈍
(
のろ
)
いのも時には
一得
(
いっとく
)
になったのでしょう。
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
“技巧”の意味
《名詞》
技 巧(ぎこう)
優れた技術。特に製作や表現に関する技術上の工夫。
(出典:Wiktionary)
“技巧”の解説
技巧(ぎこう)は、コンピュータ将棋のプログラム。オープンソースとして公開されている。
(出典:Wikipedia)
技
常用漢字
小5
部首:⼿
7画
巧
常用漢字
中学
部首:⼯
5画
“技巧”で始まる語句
技巧呪術
技巧家
技巧的