うく)” の例文
幼少の時より手につけたる者なれば、血統に非ざるも自然に養父母の気象をうくるは、あまねく人の知る所にして、家風の人心を変化すること有力なるものというべし。
徳育如何 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)