打喜うちよろこ)” の例文
忘れて打喜うちよろこびやれ/\嬉しや南無金毘羅こんぴら大權現だいごんげん心願しんぐわん成就じやうじゆ有難やとなみだを流して伏拜ふしをがみテモマア此寒さに御機嫌ごきげんよくと藤三郎を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
ここには海水打ちこみ来らざれば濡れてはおらず、天の与えと打喜うちよろこび、ただちに三枚の毛布を重ねて衣服の上にかぶり、ようやく少しく寒気をしのぎたり。
南極の怪事 (新字新仮名) / 押川春浪(著)
夢かうつゝかや是も矢張やつぱり小西屋が破談に成た故で有うあゝ悦ばし嬉しとて手のまひ足のふむ所も知ざるまでに打喜うちよろこび夫ではばんに待てゐるから急度きつとで有るよと念を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
かみほとけがお守りなすつて此上もない幸福さいはひが參つた事で御座りませうとお金も共に打喜うちよろこび是より後は營業を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)