手輩てはい)” の例文
他の部屋には人夫にんぷ蝙蝠傘こうもりがさ直しや易者えきしゃ手品師てじなしたたき大工といったような手輩てはいが一緒くたにゴタゴタ住んでいた。
こんな手輩てはいが、浜松城の門をたたき、ここのあるじをかつごうとすることは、今に始まったことではなく、いまだかつて、家康をかつぎ上げた者はなかった。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)