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戞
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か
ふりがな文庫
“
戞
(
か
)” の例文
その代り検事と課長は練習場で、
球
(
ボール
)
を
戞
(
か
)
ッ飛ばしに出ていった。ジュリアと千鳥とは、その間にクラブ
館
(
ハウス
)
の奥にある
噴泉浴
(
ふんせんよく
)
へ出かけた。
恐怖の口笛
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
丑蔵は何か
喚
(
わめ
)
いて跳びあがった。とたんに、熊楠の陣刀が
戞
(
か
)
っと鳴った、鞘から噴いた白い光の
下
(
もと
)
に、丑蔵の大きな体は紅殻樽をあけたようにころがった。
篝火の女
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
礫
(
つぶて
)
のごとく身を躍らして、突如! 左膳をおそうと見せて一瞬に右転、たちまち周囲にひろがりかけていた助勢の一人を唐竹割り、武蔵太郎、柄もとふかく人血を
喫
(
きっ
)
して、
戞
(
か
)
ッ! と鳴った。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
戞
漢検1級
部首:⼽
12画
“戞”を含む語句
戞々
戞然
戞矢
戞戞
剣鳴戞然
戞〻
戞合
戞戞戞
戞飛
摩戞