“我軍”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こっち50.0%
わがぐん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『また明日あすの新聞が楽しみだ、これで敗戦まけいくさだと張り合いがないけれど我軍こっちの景気がよいのだから同じ待つにも心持ちが違うよ。』おやすみと帰ってしまえばあとは娘二人と吉次のみ
置土産 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
我軍わがぐんは再戦して再挫さいざし、猛将多く亡びて、衆心疑懼ぎくす。戦わんと欲すれば力足らず、帰らんとすれば前功ことごとすたりて、不振の形勢あらたあらわれんとす。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)