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懐妊
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みもち
ふりがな文庫
“
懐妊
(
みもち
)” の例文
旧字:
懷妊
江戸じゅうはまるで
鍋
(
なべ
)
のなかのようでしてね。良人も父も弟もみんな
彰義隊
(
しょうぎたい
)
で上野にいます、それに舅が大病で、私は
懐妊
(
みもち
)
というのでしょう。ほんとに気は気でなかったのでした。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
四月の
二十日
(
はつか
)
に奥州へ行くと云って
暇乞
(
いとまごい
)
にまいりました人に、旦那様が
塩釜様
(
しおがまさま
)
のお
符
(
ふだ
)
をお頼みなさったので、
私
(
わたくし
)
は初めて御新造様が
懐妊
(
みもち
)
におなりなさったのを知ったのでございます
名人長二
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“懐妊”の意味
《名詞》
身籠ること。妊娠。懐胎。
(出典:Wiktionary)
懐
常用漢字
中学
部首:⼼
16画
妊
常用漢字
中学
部首:⼥
7画
“懐”で始まる語句
懐
懐中
懐手
懐紙
懐剣
懐疑
懐炉
懐柔
懐刀
懐胎