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憂憤
ふりがな文庫
“憂憤”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
うっぷん
50.0%
ゆうふん
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うっぷん
(逆引き)
楚
(
そ
)
の
屈原
(
くつげん
)
の
憂憤
(
うっぷん
)
を叙して、そのまさに
汨羅
(
べきら
)
に身を投ぜんとして作るところの
懐沙之賦
(
かいさのふ
)
を長々と引用したとき、司馬遷にはその賦がどうしても
己
(
おのれ
)
自身の作品のごとき気がしてしかたがなかった。
李陵
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
憂憤(うっぷん)の例文をもっと
(1作品)
見る
ゆうふん
(逆引き)
それなのに、近年——贈るほうもおくるほうだが、うけとるほうも受け取るほうだ、と美濃守は、
弛緩
(
しかん
)
しかけた幕政のあらわれの一つのように思えて、
憂憤
(
ゆうふん
)
を禁じえなかった。
元禄十三年
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
憂憤(ゆうふん)の例文をもっと
(1作品)
見る
憂
常用漢字
中学
部首:⼼
15画
憤
常用漢字
中学
部首:⼼
15画
“憂”で始まる語句
憂
憂鬱
憂慮
憂目
憂欝
憂悶
憂愁
憂身
憂鬱症
憂世
“憂憤”のふりがなが多い著者
林不忘
中島敦