“懐沙之賦”の読み方と例文
読み方割合
かいさのふ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
屈原くつげん憂憤うっぷんを叙して、そのまさに汨羅べきらに身を投ぜんとして作るところの懐沙之賦かいさのふを長々と引用したとき、司馬遷にはその賦がどうしてもおのれ自身の作品のごとき気がしてしかたがなかった。
李陵 (新字新仮名) / 中島敦(著)