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慣例
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ならい
ふりがな文庫
“
慣例
(
ならい
)” の例文
平常
(
つね
)
は六碗七碗を快う
喫
(
く
)
いしもわずかに一碗二碗で終え、茶ばかりかえって多く飲むも、心に
不悦
(
まずさ
)
のある人の免れがたき
慣例
(
ならい
)
なり。
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
動物学上から云へば、猫の立つて歩くのも
或
(
あるい
)
は当然の事かも知れぬ。
併
(
しか
)
し我々俗人は
之
(
これ
)
をも不思議の一つに
数
(
かぞ
)
へるのが
慣例
(
ならい
)
だ。
雨夜の怪談
(新字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
猟夫仲間では
之
(
これ
)
をえてものと云ふ。現に
此
(
こ
)
の猟夫も七八年
前
(
ぜん
)
二三人の同業者と連れ立つて、木曾の山奥へ
猟
(
りょう
)
に行つた。
斯
(
かか
)
る深山へ登る時には、四五
日
(
にち
)
分
(
ぶん
)
の米の他に
鍋
(
なべ
)
釜
(
かま
)
をも
携
(
たずさ
)
へて行くのが
慣例
(
ならい
)
。
雨夜の怪談
(新字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
“慣例”の意味
《名詞》
慣 例(かんれい)
繰り返し行われ、習慣のようになっている事柄。
(出典:Wiktionary)
慣
常用漢字
小5
部首:⼼
14画
例
常用漢字
小4
部首:⼈
8画
“慣例”で始まる語句
慣例執行語