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愚考
ふりがな文庫
“愚考”の読み方と例文
読み方
割合
ぐこう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぐこう
(逆引き)
弟の琴二郎様へだけ
内密
(
ないみつ
)
に知らせて、園絵様には、まずまず、
潜伏
(
せんぷく
)
の個所は耳に入れてないのではないかと、長庵め、
愚考
(
ぐこう
)
いたしまするでござりまする
魔像:新版大岡政談
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
半分はそれにご同意を示し、半分はこの官兵衛の
吉左右
(
きっそう
)
を心待ちにお待ちになるものと
愚考
(
ぐこう
)
されまする。
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
この問題は永く僕の心に
蟠
(
わだかま
)
っているもので、
今日
(
こんにち
)
もまだことごとく解決したとは断言しかねるが、近ごろことに感じたこともあるから、
愚考
(
ぐこう
)
を述べて世人の教えを
乞
(
こ
)
いたい。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
愚考(ぐこう)の例文をもっと
(3作品)
見る
“愚考”の意味
《名詞》
愚かな考え。
自分の考えを謙遜した語。
(出典:Wiktionary)
愚
常用漢字
中学
部首:⼼
13画
考
常用漢字
小2
部首:⽼
6画
“愚”で始まる語句
愚
愚痴
愚弄
愚昧
愚鈍
愚図愚図
愚図
愚物
愚図々々
愚者
“愚考”のふりがなが多い著者
新渡戸稲造
林不忘
吉川英治