悪謀わるだくみ)” の例文
旧字:惡謀
「成る程……現在いまの独逸には在りそうな話ですね。悪謀わるだくみに邪魔になる人間は、戦場に送るのが一番ですからね」
戦場 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
「誠の事情は相談ずくで、右衛門さんと別れたと見せ、紋十郎に油断をさせ、彼奴きゃつの恐ろしい悪謀わるだくみをそれとなく聴き出して、右衛門さんに知らせるのが手段てだて……」
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
「あッ! ゆるして下され、松浦屋どの、清左衛門どの! わしがわるかった。が、わしばかり、わるかったではない。第一に、悪謀わるだくみをすすめたのは、これなる三郎兵衛——」
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
「それほど悪謀わるだくみのある人でもあるまい」
求婚三銃士 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
「して紋十郎の悪謀わるだくみとは?」
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)