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悪血
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あくち
ふりがな文庫
“
悪血
(
あくち
)” の例文
気持のいいことでございましょう、このごろは
悪血
(
あくち
)
が肩へ
凝
(
こ
)
ってどもならん、ここの肩のところから、すっぱりやって下さんせ、さあ、お斬りなさい
大菩薩峠:29 年魚市の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
イヤ決して心配はない、丁度
宜
(
よ
)
い薬が有る、
先達
(
せんだっ
)
て美惠比丘尼が
負傷
(
けが
)
をする事があろう、其の時に此の膏薬を貼れば
悪血
(
あくち
)
が発して眼病が癒るといって、十二枚膏薬を
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
無事に苦しんでその腕の
悪血
(
あくち
)
が取りたさにこの団体に入ったくらいでしたから、人違いなどは大した問題ではなく
大菩薩峠:01 甲源一刀流の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
魚類の冷たい
悪血
(
あくち
)
——そうして葉の捲き方から
節根
(
ふしね
)
までがいちいちひねくれている。
大菩薩峠:35 胆吹の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
彼の右の手には、
悪血
(
あくち
)
がむず
痒
(
がゆ
)
いほどに湧き上って来る。
大菩薩峠:19 小名路の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
“悪血”の意味
《名詞》
病毒が含まれている血液。
(出典:Wiktionary)
悪
常用漢字
小3
部首:⼼
11画
血
常用漢字
小3
部首:⾎
6画
“悪”で始まる語句
悪
悪戯
悪口
悪寒
悪魔
悪辣
悪漢
悪罵
悪戯者
悪業