“あくち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
悪血55.6%
悪智44.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
無事に苦しんでその腕の悪血あくちが取りたさにこの団体に入ったくらいでしたから、人違いなどは大した問題ではなく
魚類の冷たい悪血あくち——そうして葉の捲き方から節根ふしねまでがいちいちひねくれている。
大菩薩峠:35 胆吹の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
言訳いいわけに困って腹を切るのは昔のことだが、どうもお前さんは太い人だねえ、清水の旦那を殺し、又作という奴に悪智あくちさずけて、屍骸しがいを旅荷に造り、佐野の在へ持ってき、始末をつけようとする途中
悪智あくち尺度しゃくど
牢獄の花嫁 (新字新仮名) / 吉川英治(著)