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悪智
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あくち
ふりがな文庫
“
悪智
(
あくち
)” の例文
小瀧
(
こたき
)
と云う芸者は、もと東京浅草
猿若町
(
さるわかまち
)
に居りまして、大層お客を取りました芸者で、まだ年は二十一でございますが、
悪智
(
あくち
)
のあるもので、
情夫
(
いろおとこ
)
ゆえに借金が出来て
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
蛾次郎の
不良性
(
ふりょうせい
)
は、そこから
悪智
(
あくち
)
の
芽
(
め
)
をふいて、ひとつの
手段
(
しゅだん
)
を思いついた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
言訳
(
いいわけ
)
に困って腹を切るのは昔のことだが、どうもお前さんは太い人だねえ、清水の旦那を殺し、又作という奴に
悪智
(
あくち
)
を
授
(
さず
)
けて、
屍骸
(
しがい
)
を旅荷に造り、佐野の在へ持って
往
(
ゆ
)
き、始末をつけようとする途中
西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
悪智
(
あくち
)
の
尺度
(
しゃくど
)
牢獄の花嫁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
悪
常用漢字
小3
部首:⼼
11画
智
漢検準1級
部首:⽇
12画
“悪智”で始まる語句
悪智慧
悪智恵