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悪戯好
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いたずらず
ふりがな文庫
“
悪戯好
(
いたずらず
)” の例文
旧字:
惡戲好
私は
悪戯好
(
いたずらず
)
きで反抗的な子供であった。教室では
傍視
(
わきみ
)
をしたり、隣の生徒に相手になったり、
楽書
(
らくがき
)
をしたりばかりしていた。
語られざる哲学
(新字新仮名)
/
三木清
(著)
元より
悪戯好
(
いたずらず
)
きな御同輩たちは、半信半疑でいらっしゃりながら、早速御姫様の偽手紙を
拵
(
こしら
)
えて、折からの
藤
(
ふじ
)
の枝か何かにつけたまま、それを左大弁様の許へ御とどけになりました。
邪宗門
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
しかし、あんなことを言って見せて
悪戯好
(
いたずらず
)
きな若い看護婦が患者相手の
徒然
(
つれづれ
)
を慰めようとするのだ、とおげんは思い直した。あの犬は誰の部屋へでも構わず入り込んで来るような奴だ。
ある女の生涯
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
この小さい神様のコロボックンクルはそんなに体が小さい
癖
(
くせ
)
に、大の
悪戯好
(
いたずらず
)
きで、
無暗
(
むやみ
)
に、人間——と言っても今も言った通り、それはアイヌ人のことですが——と競争することが好きで
蕗の下の神様
(新字新仮名)
/
宇野浩二
(著)
悪
常用漢字
小3
部首:⼼
11画
戯
常用漢字
中学
部首:⼽
15画
好
常用漢字
小4
部首:⼥
6画
“悪戯”で始まる語句
悪戯
悪戯者
悪戯盛
悪戯児
悪戯心
悪戯気
悪戯書
悪戯小僧
悪戯子
悪戯事