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悪戯児
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いたずらっこ
ふりがな文庫
“
悪戯児
(
いたずらっこ
)” の例文
口を開き眼を
剥
(
む
)
き出し、頬を
膨
(
ふく
)
らせ小鼻を怒らせ、気味の悪い三白眼をキラキラ光らせた
悪戯児
(
いたずらっこ
)
らしい顔で、すなわち甚太郎の顔なのである。
神州纐纈城
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
悪戯児
(
いたずらっこ
)
の
悪関係
(
こだわり
)
から、火の番の立話、小紅屋へ寄ったまで、ちょっと時間が取れている。昼間近所へ振売だ、と云う。そんなお尻は鳶の
突
(
つつ
)
くが落だ、と云う。
日本橋
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
悪戯児
(
いたずらっこ
)
らしい上の空のぼんやりした多少ゆがみ加減の微笑を浮かべるのだった。
ジャン・クリストフ:08 第六巻 アントアネット
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
帆村の眼が
悪戯児
(
いたずらっこ
)
のように光った。
地獄の使者
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
レザールはその眼をグルグルと廻し、彼独特の
悪戯児
(
いたずらっこ
)
のような、無邪気だけれど意地の悪い、微妙な笑いを洩らしたものの、夫人の
悄
(
しお
)
れた様子を見るとすぐその笑いを引っ込ませた。
沙漠の古都
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
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近所の
悪戯児
(
いたずらっこ
)
らと石合戦をしたりすることだった。
ジャン・クリストフ:04 第二巻 朝
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
悪戯児
(
いたずらっこ
)
らしい甚太郎の顔がにわかにこの時険悪となったが
神州纐纈城
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
悪
常用漢字
小3
部首:⼼
11画
戯
常用漢字
中学
部首:⼽
15画
児
常用漢字
小4
部首:⼉
7画
“悪戯”で始まる語句
悪戯
悪戯者
悪戯盛
悪戯好
悪戯心
悪戯気
悪戯書
悪戯小僧
悪戯子
悪戯事