おめ)” の例文
さあそなたも此方へ、と云ひさして掌に持たれし花を早速さそくに釣花活に投げこまるゝにぞ、十兵衞なか/\おめず臆せず、手拭で足はたくほどの事も気のつかぬ男とて為すことなく
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)