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思違
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おもいちが
ふりがな文庫
“
思違
(
おもいちが
)” の例文
「アア、恐ろしい。僕はこの腕の持主を知っているのです。
思違
(
おもいちが
)
いであってくれればいい。だが、よもや……」
恐怖王
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
お君は
後
(
のち
)
に、
御母様
(
おっかさん
)
がそうしておいたのだ、と言ったが、知らず堂守の
思違
(
おもいちが
)
いであったろう。
縁結び
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
が、真中の道が一番近いと思ったのは、とんだ
思違
(
おもいちが
)
いであったと見え、二里歩いても三里歩いても道の両側には
竹藪
(
たけやぶ
)
ばかりが続いていて、淋しい田舎道がどこまで来ても絶えません。
三人兄弟
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
木崎というのは私の
飛
(
と
)
んでもない
思違
(
おもいちが
)
いだったのかしら。彼女は彼女自身の姓を叩いていたに過ぎないのかしら。この疑問は少しの間私に
羞恥
(
しゅうち
)
を忘れさせ私は思わず長い言葉を
喋
(
しゃべ
)
った。
孤島の鬼
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
思
常用漢字
小2
部首:⼼
9画
違
常用漢字
中学
部首:⾡
13画
“思”で始まる語句
思
思召
思出
思案
思惑
思惟
思慮
思想
思切
思遣