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忍熊
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おしくま
ふりがな文庫
“
忍熊
(
おしくま
)” の例文
こちらは
香坂
(
かごさか
)
、
忍熊
(
おしくま
)
の二皇子は、それをお聞きになりますと、案のとおり、ご自分たちがあとを取ろうとおかかりになりました。
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
かくして上りいでましし時に、
香坂
(
かごさか
)
の王
忍熊
(
おしくま
)
の王聞きて、待ち取らむと思ほして、
斗賀野
(
とがの
)
一
に進み出でて、
祈狩
(
うけひがり
)
二
したまひき。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
神功皇后の摂政の時代に、仲哀の子の
麝坂
(
かごさか
)
、
忍熊
(
おしくま
)
の二人が反抗した。神功皇后への反抗であった。疑問の皇后に徳望の欠けていたことを示している。
天皇:誰が日本民族の主人であるか
(新字新仮名)
/
蜷川新
(著)
外は三韓の役あり、内は
熊襲
(
くまそ
)
の変あり、
而
(
しこう
)
して禍は
蕭牆
(
しょうしょう
)
の
裡
(
うち
)
より起りて、
忍熊
(
おしくま
)
王の反となる。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
その時
忍熊
(
おしくま
)
の王は、
難波
(
なには
)
の
吉師部
(
きしべ
)
が祖、
伊佐比
(
いさひ
)
の宿禰を
將軍
(
いくさのきみ
)
とし、
太子
(
ひつぎのみこ
)
の御方には、
丸邇
(
わに
)
の臣が祖、
難波根子建振熊
(
なにはねこたけふるくま
)
の命を、將軍としたまひき。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
▼ もっと見る
帶中
(
たらしなか
)
つ
日子
(
ひこ
)
の天皇
一
、
穴門
(
あなと
)
の
豐浦
(
とよら
)
の宮
二
また
筑紫
(
つくし
)
の
訶志比
(
かしひ
)
の宮
三
にましまして、天の下治らしめしき。この天皇、
大江
(
おほえ
)
の王が女、
大中津
(
おほなかつ
)
比賣の命に娶ひて、生みませる御子、
香坂
(
かごさか
)
の王、
忍熊
(
おしくま
)
の王二柱。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
忍
常用漢字
中学
部首:⼼
7画
熊
常用漢字
小4
部首:⽕
14画
“忍熊”で始まる語句
忍熊王
忍熊皇子