“伊佐比”の読み方と例文
読み方割合
いさひ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その時忍熊おしくまの王は、難波なには吉師部きしべが祖、伊佐比いさひの宿禰を將軍いくさのきみとし、太子ひつぎのみこの御方には、丸邇わにの臣が祖、難波根子建振熊なにはねこたけふるくまの命を、將軍としたまひき。
ここに追ひめ敗りて、沙沙那美ささなみに出でて、悉にその軍を斬りつ。ここにその忍熊の王、伊佐比いさひの宿禰と共に追ひ迫めらえて、船に乘り、海に浮きて、歌よみして曰ひしく