“伊佐”の読み方と例文
読み方割合
いさ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
信政の妻大久保氏伊佐いさは又貞光ていくわうの名がある。按ずるに晩年剃髪した後の称であらう。伊佐は享和三年七月二十八日に歿した。法諡を寿山院湖月貞輝大姉と云ふ。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
信政は幕府の菓子師大久保主水元苗もんどもとたねむすめ伊佐いさめとつた。菓子師大久保主水は徳川家の世臣せいしん大久保氏の支流である。しかし大久保氏の家世は諸書記載を異にしてゐて、今にはかに論定し難い。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)