にく)” の例文
「私は、もうあなたとは縁がつきております、強いて合うと、天ににくまれます。すこし余裕をこしらえて、時どき会おうではありませんか。」
阿英 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
「蘇我臣入鹿深く上宮の王等の威名いきほひなあり、天下に振ふをにくみて、独り僭立せんりつを謀る。」等の言葉が書紀にみえる。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)