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ハート
ふりがな文庫
“
心臓
(
ハート
)” の例文
旧字:
心臟
こんな風に口や
心臓
(
ハート
)
を持っている神様は炉の神ばかりで、他の神様をまつるには、只イナオを立てるばかりのようでございます。
親しく見聞したアイヌの生活
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
濃厚に
嵩
(
かさ
)
を持って、
延板
(
のべいた
)
のように平たく澄んでいる、大岳の影が万斤の重さで
圧
(
お
)
す、あまり
静
(
しずか
)
で、
心臓
(
ハート
)
形の桔梗の大弁を、
象嵌
(
ぞうがん
)
したようだ
梓川の上流
(新字新仮名)
/
小島烏水
(著)
なぜなら、スペードから
心臓
(
ハート
)
の形をとってしまえば、残ったものが、てっきり
卓子灯
(
スタンド
)
の台としか思えないじゃありませんか。
白蟻
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
今、お宅へ伺つたら、こちらだといふ事でしたから。……
一寸
(
ちよつと
)
畑の方をのぞいて来たんですが、まあ、何と言つたらいゝんでせうかね。僕等のやうな弱い
心臓
(
ハート
)
を
新らしき祖先
(新字旧仮名)
/
相馬泰三
(著)
「チャアリイ、僕は昨夜晩く迄役所に残って、このリィド事件の
心臓
(
ハート
)
を掴もうと努めてみたのだ——」
土から手が
(新字新仮名)
/
牧逸馬
(著)
▼ もっと見る
始め
私
(
わたくし
)
は理解のある
女性
(
にょしょう
)
として奥さんに対していた。私がその気で話しているうちに、奥さんの様子が次第に変って来た。奥さんは私の頭脳に訴える代りに、私の
心臓
(
ハート
)
を動かし始めた。
こころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
都市の
心臓
(
ハート
)
か、熔鉱炉
大阪を歩く
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
それは柳の木を一尺五寸位に切って、上の方に切口をつけて神様の口にかたどり、炉の焼けくずを結えつけてフッチの
心臓
(
ハート
)
としてあります。
親しく見聞したアイヌの生活
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
アンネットの裡には、
不羈
(
ふき
)
な自由精神があって、彼女の
心臓
(
ハート
)
の力で殺すことが出来ない。
アンネット
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
“心臓”の解説
心臓(しんぞう)とは、血液循環の原動力となる器官のこと。血液循環系の中枢器官のこと。
(出典:Wikipedia)
心
常用漢字
小2
部首:⼼
4画
臓
常用漢字
小6
部首:⾁
19画
“心臓”で始まる語句
心臓麻痺
心臓病
心臓痲痺
心臓形
心臓部