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心当
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むねあて
ふりがな文庫
“
心当
(
むねあて
)” の例文
旧字:
心當
「各〻の弓を試みん。柳を
距
(
へだ
)
つこと百歩。あの
戦袍
(
ひたたれ
)
の赤い
心当
(
むねあて
)
を射たものには、すなわちあの戦袍を褒美にとらすであろう。われと思わん者は出て射よ」
三国志:08 望蜀の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「てまえは、魏公曹操の腹心の者ですが——」と、男は
怯
(
ひる
)
みもなく正面を切って、さて、自分の肌に着けてきた黄金の「
心当
(
むねあて
)
」と、曹操直筆の書簡とを取りだして
三国志:09 図南の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
握り太な
彫弓
(
ちょうきゅう
)
の
満
(
まん
)
を引いて、びゅッと
弦
(
つる
)
を切って放つ。その矢も見事、彼方の袍の
心当
(
むねあて
)
を射抜いた。
三国志:08 望蜀の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
心
常用漢字
小2
部首:⼼
4画
当
常用漢字
小2
部首:⼹
6画
“心”で始まる語句
心
心配
心地
心持
心算
心細
心得
心底
心臓
心許