“微子”の読み方と例文
読み方割合
びし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
同様の方法をもって論語の後半を分析すると、季氏きし陽貨ようか微子びしの三篇が非常に新しく、残余の七篇が斉人所伝の『論語』として独立した孔子語録であったらしく考えられる。
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
微子びし箕子きし比干ひかんは共にいんちゅう王の無道を諌めた。微子は諌めてきかれず、去って隠棲した。箕子は諌めて獄に投ぜられ、奴隷となった。比干は極諌して死刑に処せられ、胸をかれた。
現代訳論語 (新字新仮名) / 下村湖人(著)