“御懸合”の読み方と例文
読み方割合
おかけあひ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ば門口にまたおき長兵衞八五郎佐兵衞の三人は油屋の見世へ上り込に此日油屋五兵衞親子は大橋文右衞門の一件にて奉行所へ呼出よびいだしになりて見世みせには番頭久兵衞只一人帳場にひかへ居たりしかば三人の者はまづ一通りの挨拶あいさつに及び扨久兵衞殿此間中より度々たび/\御懸合おかけあひ申せし通り娘事先は御縁ごえんのなきわけなれどうか今日こそは離縁状りえんじやう
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)