“御建築”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おたて50.0%
ごけんちく50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「しかし、阿爺さん」と三吉は老人の前に居て、「あの自分で御建築おたてに成った大きな家が、火事で焼けるのを御覧なすった時は——どんな心地こころもちがしましたか」
家:02 (下) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
アヽ大分だいぶうも御念入ごねんいりぢやなモシ、お棟上前むねあげまへこの門口かどぐちとほつたがじつうもえら木口きぐちれやはつて恐入おそれいりました、上方かみがたから吉野丸太よしのまるた嵯峨丸太さがまるた取寄とりよせての御建築ごけんちくとはえらいものや
世辞屋 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)