トップ
>
御壇
>
みだん
ふりがな文庫
“
御壇
(
みだん
)” の例文
御霊屋の一
宇
(
う
)
はいとど暗い。が、
御壇
(
みだん
)
ノ
間
(
ま
)
の床に、手燭の小さい灯が見える。そして母の姿は、もうそこにはいなかった。
私本太平記:01 あしかが帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
まことに、
仏天
(
ぶってん
)
の
冥護
(
みょうご
)
ならんと、その折も、
孔雀明王
(
くじゃくみょうおう
)
の
御壇
(
みだん
)
に、われら、いかばかり謝し奉ったことかしれませぬ
私本太平記:02 婆娑羅帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
卯木は、この間じゅうから、ここの
御壇
(
みだん
)
の下に、寝かされていた。
私本太平記:03 みなかみ帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
御壇
(
みだん
)
の
御明
(
みあか
)
しを消せ」
私本太平記:10 風花帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
壇
常用漢字
中学
部首:⼟
16画
“御”で始まる語句
御
御馳走
御前
御意
御座
御簾
御尤
御覧
御免
御堂