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御咄
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おはなし
ふりがな文庫
“
御咄
(
おはなし
)” の例文
『御隱居御存生の中の
御咄
(
おはなし
)
あらまし覺書』として、やはり前のものと同じやうな半紙二つ折りの横とぢの古帳であるが、それには
桃の雫
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
過
(
すぐ
)
る
比
(
ころ
)
福羽君に
一寸
(
ちょっと
)
御目にかゝり、
御咄
(
おはなし
)
きゝ候間、ちと/\三八在宿に候まゝ、御とまりがけにても御出待上候。万々拝顔のうへ申入候。めでたくかしく。
鴎外の思い出
(新字新仮名)
/
小金井喜美子
(著)
與
(
あた
)
ふる譯なれば私し共の方にて云ぬ中が花なり御前とても
此見世
(
このみせ
)
の
支配人
(
しはいにん
)
同樣に御出なされば御前の取計らひ一つにて何れとも
成
(
なる
)
ことと思はれる私しどもゝ同じ
御咄
(
おはなし
)
許
(
ばか
)
りを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
頼み度事あつて
來
(
きた
)
が頼まれて呉ねへかと云で長八夫は何の用かは知ね共
萬端
(
ばんたん
)
御世話になる
貴方
(
あなた
)
ゆゑ私しで間に合事なら決して否とは云ません
御遠慮
(
ごゑんりよ
)
なく
御咄
(
おはなし
)
なされと云ば長兵衞は喜び
然
(
さう
)
請合
(
うけあつ
)
て呉れば
拙者
(
せつしや
)
も
實
(
まこと
)
に頼みいゝ實は私しが兄に清兵衞と云者ありしが若き中は
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
咄
漢検1級
部首:⼝
8画
“御咄”で始まる語句
御咄相手