トップ
>
後苑
>
こうえん
ふりがな文庫
“
後苑
(
こうえん
)” の例文
されども
擅
(
ほしいまま
)
に謝張を殺し、
妄
(
みだり
)
に年号を去る、何ぞ法を奉ずると云わんや。
後苑
(
こうえん
)
に軍器を作り、密室に機謀を錬る、これ
分
(
ぶん
)
に
循
(
したが
)
うにあらず。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
その夜将軍家は近習も連れず、一人
後苑
(
こうえん
)
を
彷徨
(
さまよ
)
っていた。と、一人の非常な美人が、突然前へ現われた。見たことのない美人であった。大奥の女でないことは、その女の風俗で知れた。
銅銭会事変
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
いかにも高雅につくられてある
後苑
(
こうえん
)
——そこを頼春はさまよって行った。
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
“後苑”の意味
《名詞》
「後園」の別表記。
(出典:Wiktionary)
後
常用漢字
小2
部首:⼻
9画
苑
漢検準1級
部首:⾋
8画
“後”で始まる語句
後
後生
後退
後方
後悔
後姿
後家
後手
後日
後世