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張苞
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ちょうほう
ふりがな文庫
“
張苞
(
ちょうほう
)” の例文
それはさきに負傷して成都へ還っていた張飛の子
張苞
(
ちょうほう
)
の死であった。
破傷風
(
はしょうふう
)
を併発してついに歿したという知らせが孔明の手もとに届いた。
三国志:11 五丈原の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そのほか関興、
張苞
(
ちょうほう
)
などもことごとく兵をひきいて出払い、しかも孔明自身もまた
床几
(
しょうぎ
)
を
祁山
(
きざん
)
のいただきに移し、しきりと西の方面を望んでいた。
三国志:11 五丈原の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
関興、
張苞
(
ちょうほう
)
などの若手組は、案のごとく、この陣払いにたいして、不満を表示したが、それも楊儀になだめられて、着々ここを引揚げにかかりだした。
三国志:11 五丈原の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
もしここへ、味方の
傅彤
(
ふとう
)
や
張苞
(
ちょうほう
)
などが馳けつけて来なかったら、彼の運命は呉の大将どもに託されていただろう。
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
張苞
(
ちょうほう
)
の二人に各〻兵二万をさずけ、遊軍として、諸方の攻め口に万一のある場合、
奔馳
(
ほんち
)
して救うべしといいつけてありますから、どうか御心を安められますように
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
「雪か、わが
鬢髪
(
びんぱつ
)
か。思えば
朕
(
ちん
)
も老いたが、また
帷幕
(
いばく
)
の諸大将も、多くは年老い、冬の陣も耐うるに
徹
(
こた
)
えてきた。しかし関興、
張苞
(
ちょうほう
)
の若いふたりが役立ってきたので、朕も大いに気づよく思うぞ」
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
張
常用漢字
小5
部首:⼸
11画
苞
漢検1級
部首:⾋
8画
“張”で始まる語句
張
張合
張子
張遼
張飛
張番
張本
張作霖
張郃
張上