“引船”の読み方と例文
読み方割合
ひきふね100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
翟晴江てきせいこう通雅つうがを引いて、骨董はとう引船ひきふねの歌の「得董紇那耶とくとうこつなや揚州銅器多ようしゅうどうきおおし」から出たので、得董の音は骨董二字のもとだ、といっている。
骨董 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
禿かむろのりん弥を先に立たせ、後から吉野太夫付きの引船ひきふね(しんぞの称)二人、小走りに来て、一同の前に手をつかえ
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)