トップ
>
床框
ふりがな文庫
“床框”の読み方と例文
読み方
割合
とこがまち
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とこがまち
(逆引き)
法師丸は、先に蹈み出した小姓の挙動を見守っていて、その片足が
床框
(
とこがまち
)
へかゝった
刹那
(
せつな
)
に、不意に五六尺の距離を進んで一刀を
浴
(
あ
)
びせた。
武州公秘話:01 武州公秘話
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
糸柾
(
いとまさ
)
の
檜
(
ひのき
)
の柱や、
欄間
(
らんま
)
の彫刻や、極彩色の模様画のある大きな杉戸や、黒柿の
床框
(
とこがまち
)
などの出来ばえを、上さんは自慢そうに、お島に話して聞せた。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
深く、
肋
(
あばら
)
へかけたその切ッ先は、ななめに通った
床框
(
とこがまち
)
の一端にポトッ——と赤い糸をひいていました。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
床框(とこがまち)の例文をもっと
(4作品)
見る
床
常用漢字
中学
部首:⼴
7画
框
漢検1級
部首:⽊
10画
“床”で始まる語句
床
床几
床屋
床板
床下
床柱
床脇
床上
床几場
床店
“床框”のふりがなが多い著者
九鬼周造
徳田秋声
谷崎潤一郎
吉川英治