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床上
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とこあ
ふりがな文庫
“
床上
(
とこあ
)” の例文
「薬がおさまるようになれば、もうしめたものだ。だがちっとは長びくだろうし、
床上
(
とこあ
)
げの時分は暑かろうな。こいつは一つ
赤飯
(
せきはん
)
の代りに、氷あずきでも
配
(
くば
)
る事にするか。」
お律と子等と
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
三日うちに
床上
(
とこあ
)
げをなさろうと云う時分、———病室の
瓦斯
(
ガス
)
ストーブから間違いが起こったのだから何でも寒い時分ですな、二月の末のことでしたろうかな、瓦斯の栓が
弛
(
ゆる
)
んでいたので
途上
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
「じつ申せば、日は
経
(
へ
)
ても、いっこう御本復のていは見えぬ。……また、ここだけの秘語でおざるが、どうも今度は、たとえお
床上
(
とこあ
)
げの後も、執権ノ座に御在職はいかがといわれ、内々、
御代
(
ごだい
)
がわりの議すら起っておる」
私本太平記:02 婆娑羅帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
床
常用漢字
中学
部首:⼴
7画
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“床”で始まる語句
床
床几
床屋
床板
床下
床柱
床脇
床几場
床店
床間