庄園しょうえん)” の例文
唐の判官はんがんを勤めていた李邈りばくという人は、高陵こうりょう庄園しょうえんを持っていたが、その庄に寄留する一人の客がこういうことを懺悔ざんげした。
ために、そのころは、上皇のお覚えもめでたく、官職も枢要すうようき、庄園しょうえん(知行所)の地も増され、たまわり物も少なくなかった。——かの女は、それを忘れない。
大納言殿のお供で必ずや参るであろうからと再会を楽しみにしていたのに、何で又来てはくれなかったのであろう、知行の庄園しょうえん始め、馬鞍うまくら、その他、数々の引出物まで用意して待っておったのに
特に、競馬御料ごりょうとして、二十ヵ所の庄園しょうえんを諸地方に下付されたのも、それ以来のことである。