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幾帖
ふりがな文庫
“幾帖”の読み方と例文
読み方
割合
いくじょう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いくじょう
(逆引き)
わが物書くべき草稿の
罫紙
(
けいし
)
は日頃
暇
(
いとま
)
ある折々われ自らバレン持ちて
板木
(
はんぎ
)
にて
摺
(
す
)
りてゐたりしが、八重今は
襷
(
たすき
)
がけの手先墨にまみるるをも
厭
(
いと
)
はず
幾帖
(
いくじょう
)
となくこれを摺る。
矢はずぐさ
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
拡げると、畳二枚分もあるような大きな図面やら、小図面やら、
幾帖
(
いくじょう
)
も出来ていた。それも書類も、すべてこの中津軽と南津軽との間を横断している五所川原の治水工事に関するものばかりだった。
鬼
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
幾帖(いくじょう)の例文をもっと
(2作品)
見る
幾
常用漢字
中学
部首:⼳
12画
帖
漢検準1級
部首:⼱
8画
“幾”で始まる語句
幾度
幾
幾何
幾歳
幾日
幾人
幾許
幾年
幾個
幾干
“幾帖”のふりがなが多い著者
吉川英治
永井荷風