トップ
>
幾何
>
いくつ
ふりがな文庫
“
幾何
(
いくつ
)” の例文
「若い人は活気があつて
好
(
い
)
い。時に君は
幾何
(
いくつ
)
ですか」と聞いた。三四郎は宿帳へ書いた通りを答へた。すると
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
秀子「私は茲へ来るのに八時間掛かりました、昼の十二時から夜の八時過まで、ハイ来る路に分らぬ所や錠の錆附いて、開かぬ戸などが
幾何
(
いくつ
)
も有りまして、寧そ途中で死んだ方が好ったのに」
幽霊塔
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
真逆様
(
まっさかさま
)
に四番目の男の
傍
(
そば
)
を
遥
(
はる
)
かの下に落ちて行った話などが、
幾何
(
いくつ
)
となく載せてあった間に、煉瓦の壁程急な山腹に
蝙蝠
(
こうもり
)
の様に吸い付いた人間を二三カ所
点綴
(
てんてつ
)
した
挿画
(
さしえ
)
があった。
それから
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
真逆様に四番目の男の
傍
(
そば
)
を遥かの下に落ちて行つた話などが、
幾何
(
いくつ
)
となく載せてあつた間に、
錬瓦
(
れんぐわ
)
の
壁
(
かべ
)
程急な
山腹
(
さんぷく
)
に、
蝙蝠
(
かうもり
)
の様に
吸
(
す
)
ひ付いた
人間
(
にんげん
)
を二三ヶ所点綴した
挿画
(
さしゑ
)
があつた。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
「
幾何
(
いくつ
)
だと思う」
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
幾
常用漢字
中学
部首:⼳
12画
何
常用漢字
小2
部首:⼈
7画
“幾何”で始まる語句
幾何学
幾何人
幾何金
幾何々々
幾何学的
幾何學的
幾何學者
幾何模型